Microsoft提供の「Windows10」 無償アップグレード後の注意!
マイクロソフトよりWindows10が無償提供されました。しかし、インストールアプリが動かない、対応バッチが公開されていないなど、使用に支障を与える事例が数多く寄せられています。また新しいOSの為、大型アップデートも公開されるいますが、セットアップ中のトラブルや起動不能となったPCも数多く修理を行っています。
今後、リカバリーディスクなどで初期化を行った場合のライセンスエラーや、復元機能を利用したのにも関わらず認証エラーなど、今までのOSとは少し違った報告が寄せられています。
今後も有償アップデートを行う際は下記の確認は必須となります。
Windows7においては2020年までサポートがありますので、環境をお確かめの上アップデートが必要かを判断ください。
<導入前に必ず確認>
・導入前に利用しているアプリ制作会社よりアップデートバッチが公開されているか確認。
・いつも利用しているサイトが対応しているか新着情報のチェック。
導入後に技術的要素が必要とされる可能性がある情報
・メーカー製PCのテレビチューナーは、ドライバが供給されなければならない。
尚、一部機能はドライバだけでなく、BIOS側のアップデートが必要な場合があります。
・Dolby Home Theather等準拠のメーカーサウンドドライバはWindows10アップグレード時にドライバは削除される。(Home
Theater用のドライバを用意しておく必要があるが、メーカー次第)
・Bluetooth関連のドライバは、環境によって一端手動で削除する必要がある。(削除はWindows10アップグレード後でも構わない)尚、削除すると次の起動後にたいていは汎用ドライバが導入されるか、Windows Updateによって最適なドライバが提供されることが多い。(8.1環境のドライバも一部は削除、対応ドライバの再インストールが必要)
・Windows Media Centerのみを利用するテレビチューナーは、ドライバの準備に加えてMedia Center Packが今後提供されないなら、それの代わりになるソフトが必要。(それが準備できるまでアップグレードは見送った方が良い)
・PenTabletドライバは、一部が正常に動かなくなる恐れがある。これは、PenTabletを供給するメーカーが対応ドライバを提供してくれないと解決しない。(ものによっては買い換えが必要)
・タッチパネルは、オリジナルドライバを使っている製品で、ドライバの対応が必要になる。また、タッチの再調整が必要な場合がある。(Win7や8用のドライバが手に入ればそれで改善する可能性が高い。ただしテストモードドライバは×)
・フロッピーディスクドライバは別途、Windows UpdateまたはメーカーサイトからWin10対応ドライバを入手する必要がある。(オンライン接続があればWindows Updateに繋げばオプションに追加されるはず。)
・内部接続が特殊な光学ドライブ(ATAPI接続ではないもの)やファームの仕様が特殊なドライブは、認識しなくなることがあります。(メーカー対応必須)
・シール印刷機などの業務装置は、ドライバ対応が必要です。(Win7/8ドライバで動くことが多い)
・プリンタドライバの一部は、正常に更新されないことがあります。尚、ドライバの一部は手動インストールでWindows Updateからドライバを入手する必要が伴うかもしれません。たいていは、7/8用のドライバで動きますが、7用はモダンアプリ以降のストアアプリに対して不審なことがある。
既にメーカードライバの供給が終わったものでも入手できる場合があります。ただし用紙設定などはメーカードライバほど潤沢ではありません。(これは過去のOSも同じ)
・各市町村入札ソフト関係や株式関連ソフトなどは重大な損失が発生しますので特に注意!!
・Window7時に購入したハードウェアがたまたまWindows8.1でも動いた。このようなハードはWindows10においては完全に使用できなくなる可能性が高い。
・専門的なハードウェア関係や一般的に流通量が少ないハードウェア関連なども使用できなくなる可能性は高い。
・オンラインゲームなどは開発会社の提供が可能なのか情報確認。
既に導入してしまった場合は Windows10には便利な機能がありますので是非利用してください。
または、過去の市販バックアップソフト(OS既存外)で復元するなどしてください。
導入後のドライバー関連でお困りの場合は当社に一度ご相談ください。
出張料作業料込 9000円~15000円で解決致します。
※桐生市・みどり市・足利市・佐野市お住まいのお方限定です。